ノベツマクナシ

低所得者層にいます

日記121 街と、その不確かな壁、In the blue shirt、Juice=Juice

11月
街と、その不確かな壁」を読んだ

村上春樹の小説の中で唯一単行本になっていないものがある。
タイトルは「街と、その不確かな壁世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドの原型にもなった中編で、本人も認める未完成作品。遠隔複写サービスの申し込みから一週間とちょっとで連絡が来て、その日のうちにコンビニ支払いを終え複写を手に入れました。便利!早い!

後に「ハードボイルド・ワンダーランド」を加えた新たな作品として書き直すだけあって、この話は2つの視点が揃って完成形だったんでしょう。セリフが少なく、主人公”僕”の思考とその流れが中心になっていました。良いように見ると淡々と進んでいるのですが説明と物語の展開がシンクロすることなくパラレルで進行しているような妙な文章、本人が失敗したと語るのも無理ないような。中編ですが小説として成り立ってはいるので楽しめました。が、何となくでしか捉えられなかったのでそのまま「世界の終わり~~」(そして海辺のカフカ)を読みたくなりました。実はこの二作どちらも読んではいるけど持ってない。世界一タフな15歳を目指すという設定や非日常に巻き込まれる特殊専門技師がね、どうしてもこうコンプレックスを刺激し続けてくる感じが苦手で。これは自分の問題なんですけどね。やっぱり春樹は短編が良いよ。

In the blue shirtに夢中

久々にキた。サンプリングという手法なんでしょうか?良いよ~と勧めたものを素直に聴き、そのまま「良い…良い…」と横のつながりに広める無思考プロパゲーション。きもちい~!

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Juice=Juice新曲について
今年はハロプロ当たり年だと言っても過言ではないくらい好きな曲が多いんですが、つんく作詞作曲のDream Road~心が躍りだしてる~は特別な曲になりそうです。Perfumeが武道館公演の際Dream Fighterをカマしてきたように、Juice=Juiceもまたギアをグイっと入れ込むような曲を発売しました。いやぁ~~良い!コンテンポラリーをモチーフにした振り付けが賛否両論ですが、私は好きです。欲を言えばもっとしつこくコンテンポラリーらしさを強調すればよかったのにというところ。サビはライブ乗りを意識したポップなダンスだし、間奏ではダンスバトル用のバキバキダンスで見せたい要素があっち行ったりこっち行ったりなんですよね。バレエ×ライヒみたいなループものにしちゃったほうが面白かったのでは?

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この曲の振り付けも冒頭・壁を叩く 1番終わり・水泳と繰り返し何かをする表現が出てくるんですけど、ソレをもって前へ進むことや積み重ねること、成長することを表現しようにも、パット見でわかりすぎてしまう動きだと、振り付けでもダンスでもなく「さぁ何の動きをしてるでしょうか?」になる。私にはそういうふうに見えてしまう。なのでもっと伝わりにくくしても良いんじゃないかと思っちゃうんですよね。実際に今回の振り付けで私が好きなのはわけの分からない動きがあるパートがほとんどですし。