読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ノベツマクナシ

低所得者層にいます

モーニング娘。'15 最新シングルが示すこれからの娘。 ~Oh My Wish編~

8月19日に発売される最新シングル「Oh My Wish/スカっとMy Heart/今すぐ飛び込む勇気」のトリプルA面シングルは、それぞれに①EDM ②つんく♂テイスト ③正統派J-POPと色を分けています。また更に新しい娘。という意欲を感じさせる、ダンスメン選抜・既定のフォーメーションダンス・黄金期を思わせるダンスフォーメーション構成と見た目にも分かりやすく3つの路線をファンに提示しています。

まずカップリング曲が無い、全てA面というフォーマットを取り入れたのは道重さゆみの卒業前から始まりました。つまり全面的にプロデュースをしていたつんく♂氏の活動に制限が出始めたと同時に作詞作曲者に幅をもたせ始め、道重さゆみ卒業コンサートにおいては後輩たちから見送る形で披露された「見返り美人」・'15体制になり、プリキュアの劇場版主題歌となった「イマココカラ」とそれぞれ卒業コンサートのみでしか披露できない曲や、企画モノとして受け取ることができる大型タイアップなど、いわゆる期間限定色の強さがありました。

今回の新シングル発表時にシングルの掲載順が未決定だったことも、各バージョンの曲順がそれぞれ一番目にしているタイトルが違うことも、とにかく手探りではあるものの、「ついに、全面的にハロープロジェクトが変わりました」という声明を掲げているようでワクワクします。

今回は最新シングルの中からOh My Wishについて書こうと思います。

このシングルにおいて一番見た目に分かりやすい形で新しいことをしているのはこの曲となります。

①エース兼センターの鞘師里保(さやしりほ)を始めとする、パフォーマンス中歌うこと無く踊り続けるダンスメン選抜

②ビジュアル力では有無を言わさぬ評価を持つ工藤遥(くどうはるか)と、ダイエット宣言など現メンバーにおいて唯一と呼べるほどの話題性を持つ鈴木香音(すずきかのん)のダブルセンターという発信力への追求

③歌唱メンバーとして主軸を担っていた鞘師里保譜久村聖(ふくむらみずき)がダンスメン選抜に選ばれることにより歌唱パートが比較的均等に分配されたこと

この3つはどれも高橋愛を主軸に活動していたプラチナ期に似た感じになるのかと安易に予想していた私にとっては革新そのものです。今までじゃありえないことを全部詰め込んできました。

まずダンスメン選抜について

ダブルセンターという点で今すぐ飛び込む勇気、フォーメーションダンスという点でスカっとMy Heartと被っている為に導入したのだと思います。

ダンスメン選抜に長らくセンターを務めていた鞘師里保(さやしりほ)、現リーダーの譜久村聖(ふくむらみずき)、サブリーダー生田衣梨奈(いくたえりな)、10期におけるダンスメン石田亜佑美いしだあゆみ)が選ばれています。それぞれに歌詞割りの多いメンバーであったり、リーダーであったりと「この子に歌わせないの?この子に踊らせるの?!」とファンが驚く仕掛けにもなっています。

実際に鞘師里保に歌わせないという選択は吉と出るか凶と出るかといったところ。個人的にはひたすら踊りつづける鞘師里保というのは見てみたかったので嬉しい、が、まだまだ物足りなさを感じます。ダンスメンが目立つ肝心の部分の振付けに不満。曲のコンセプトを感じないというか、ハロプロダンス部でよく見られる並べて同じ動きをさせただけというつまらなさがもったいなさにも繋がっています。最も宣伝に使われるであろうサビでダンスメン歌唱メンが同じ振り付けで動くって分けた意味が無い。この部分に保守的なハロープロジェクトが集約されているなぁ。TIKIBUNのサビ振り付け変更の件と言い、一体誰が口を出しているのやら。あとハロプロは真正面を向き続けることにこだわりすぎです。色んな角度から見せてくれ。ダンスだけ見たなら「今すぐ飛び込む勇気」のほうが見せることに意識を払っているようにも感じる。ただ長いこと軍隊を思わせるキビキビとしたダンスだったのが、今回は回遊魚を思わせるなめらかなダンスに変わったこと、これは高く評価したい。見ていて気持ちのよい滑らかさです。

ダブルセンターについて

この二人が選ばれたのは当然だと思ったのは、私が黄金期におけるセンター交代制の印象が強いからでしょう。話題性という点においては工藤と鈴木はトップクラスです。ひと目で解る可愛い子というのは大事。それに加えて鈴木香音がやり遂げた劇的なまでのダイエットというわかり易さ。個性的な声質が二人共曲に合っているのが嬉しい。こんなにかわいいのに歌うとカッコイイ!最高!!特に工藤に関しては長いこと秘めていたポテンシャルを200%の勢いで放っていて見ていて清々しいです。

歌唱パートの分配について

エース兼センター鞘師里保、歌唱力に安定性のあるリーダー譜久村聖の二人を歌唱メンバーから外すという判断にOKが出たのはそれだけ9期・10期の歌唱力が底上げされたからなんでしょうか。絶対的な歌姫こと小田さくら、破竹の勢いで頭角を現す佐藤優樹がサブとして支えている中、注目すべきは飯窪春菜です。はるなんの存在感がね!まさかここでこんなに伸びるかね!全然足を引っ張ってないんですよ!

新メンバーの12期は全員先輩とのユニゾン担当に当てられているので目立てていないのではと心配になりましたが全くの杞憂でした。研修生上がりであるプライドを感じる牧野・羽賀の表情の豊かさ、新人らしいあどけなさが素人臭さにならない尾形・野中の真剣さ。詳しくはハロステで公開されたライブ映像をご覧ください

youtu.be

はぁー!最高ー!!!!!

あと衣装、最高。白衣装の完成度の高さも、ダンスメンが着る銀色に輝く衣装も全部良い。12期が入ってから急激に高まった清潔感、フレッシュ感が至る所に溢れていて見ているだけで爽やかな気持ちになります。最高最高ー!!