ノベツマクナシ

低所得者層にいます

Perfumeを取り囲む空気について

Perfumeがテレビ番組に出演する度・新情報が出る度に衣装について書いた記事のアクセス数が増える。これはれっきとした事実であって、その度に同じ不満をもつファンは少なくないのだと感じる。

あの記事以降、彼女たちの衣装は特に変化もなくここまで来ているので、私自身加筆する必要もないと思いそのままにしている。振り付け・楽曲の質に関しては何も文句が無いので、嫌なら体の動きと音だけ楽しめばいいやと思うことにしたのだ。

が、Perfumeについて最近思うことをまとめることにした。

全米デビューの話はどうなったのだろう?

カイリー・ミノーグなどが所属するレーベル、アストラルワークスからアルバムLEVEL3を発売するというのはニュースで見たけれど、それ以来何もお知らせとして発表されることなく今に至っている。現在(June 28 2015)の時点において、アストラルワークスの公式ホームページで検索を掛けてもPerfumeやLEVEL3の名前が出てこないのは一体どういうことなのだろうか?

一方でWrasse Recordsというイギリスのレーベル会社のアーティスト欄に彼女たちの名前が載っていることに対しなぜ何も公式発表がないのだろう?

http://www.wrasserecords.com/artists/p.html

この部分に関しては不気味なほどに何も語らない(少なくとも私の耳に入ってこない)彼女たちに違和感を覚えている。ただただ不信感だけが増していく。

いつしか彼女たちは、ライブ中にするMCもいつの間にか感謝だけではなく、08年にやった代々木体育館での「見捨てんでね」という懇願に似た言葉とは違い、海外で活動していくことの意味や覚悟を匂わせる言葉が出てくるようになった。関わるスタッフやファンすべての努力を無にしてはいけない、そんな感じだ。

だけど、彼女たちがどこに向いているのかがわからない。海外フェスへ呼ばれ現地でもツイッターアカウントを通しバズったこと、ワールドツアーを三回もしたこと。それぞれ並みのアイドル・アーティスト・ミュージシャンでは出来ないことだと思う。そういう意味では世界展開は十分に成功していると言える。しかし次に続かない。

カンヌでのプロジェクションマッピングも、アメリカ最大級のフェスSXSWも技術の素晴らしさ、それに伴うパフォーマンスのクオリティの高さでスポットスポットで評価を得てはいるものの、即座に楽曲がチャート入りしたなどといったニュースは出回らない。技術に対し、Perfumeという存在や楽曲についてのプロモーションが追い付いていないのが現実だ。

まず本当に海外展開をする気なら、なぜ未だに初歩中の初歩である英会話に対して積極的にならないのか?韓流アイドルグループやBABYMETALでさえもやっていることを、なぜやらなくていいと判断しているのか。なぜメンバー本人の口から音楽は国境を超えるから大丈夫どと言った楽観的な言葉が出てくるのか。

早い話がアプローチの仕方が未だに日本流というか「いいものを作っていたらいつか評価される」というどこか他人任せなところで止まっているのだ。

この色んな状況において当てはまる、責任の所在を有耶無耶にする状況こそが今のPerfumeを象徴している。10周年イベントでスッキリとおめでとうを言わせてくれることを願う。