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ノベツマクナシ

低所得者層にいます

未来を信じたいと思わせるアイドル 佐藤優樹

モーニング娘。'15の佐藤優樹がここに来て人気を急上昇させている。

彼女は他に類を見ないほどウソが無い人に見える。口から出る言葉も、器を大きく見せよう、大人に見せようというモノではなく「今自分が考えていること、感じていること」を直訳したものであり、違和感を生む表現が聞き手に考えさせる。一体彼女は何を伝えたいのか?

「(前のリーダーである)道重さんは私達に赤いバラをくれた」

「(現リーダーの)譜久村さんは、赤に金のラメがついたバラで私達を包んでくれる」

道重さゆみは彼女たちにとって絶対的なリーダーであり、自分を安心してファンの前に出せるようにしてくれた存在である。譜久村は一輪一輪の花たちに、金色のラメという小さくも輝きを放つ雰囲気をまとわせ、花達は1つの大きな花束になり、グループとして誰一人かけることなく納まるようにしてくれる。といったところか。

太陽の歌、赤いバラ、幸せはてんぷらソバ~といったキャッチーで安易に想像できる言葉に飛びつく人が少なくない中、一体どれだけの人が佐藤優樹の真剣さを受け止めているのだろう。

同じメンバーさえも佐藤優樹は天才だと言う。ここで言われる天才とは天賦の才能を持つものではなく、5才のころの情熱を大人になっても持ち続けることの出来る人を指すものであり、普通の人が忘れ失ってしまうものだ。

人は大抵の場合、気がついたら大人になってしまうのに、どうして彼女はいつも天真爛漫なまーちゃんでいられるのか。そこで冒頭の言葉に戻ってくる。自分の言葉にウソがないからだ。なぜウソをつかなくてすむのか。彼女は自分と、自分が生きる世界を肯定するからだ。そういった意味でもつんく♂の歌詞でなければ、佐藤優樹は今の佐藤優樹にはならなかったと思う。

つんく♂の歌詞を通し、彼女から放たれる「未来は明るい」という絶対的な信念は彼女を・未来を信じてみてもいいんじゃないかと思わせるほど強く輝いている。それほど佐藤優樹が生きている・見えている世界は美しいのだ。

道重さゆみの卒業間際、インタビューにて、心にある黒くてグジャグジャしたものを、道重は常に開放してくれたと語り、これからはどうやって自分一人でそれを乗り越えていくかが課題だし、なによりも心配と続けた。

もうまーちゃんはその課題を乗り越えている。