ノベツマクナシ

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フォーメーションダンスといえばモーニング娘。'14・・・本当に?

フォーメーションダンスといえばモーニング娘。'14・・・本当に?

しかしモーヲタとしてモーニング娘。のフォーメーションダンスが凄くないと言われたら言われたで言い返したくなる。そんなモヤモヤを晴らすべく、大人数のアイドルグループでフォーメーションに特化していると思ったものをピックアップしてみました。

まずはAKB系列で個人的に面白いと思う乃木坂46。シングルごとに色を変え、かつハズレのない曲が好印象なのと他のグループの良いところをどんどん取り入れる貪欲さが清純なイメージ似合わずがっついてて好きです。最近友人に進められてハマりました。全然関係ないけれど、乃木坂は映画エコールやミネハハを舞台化させたらバッチリハマると思う。隠しているからこそにじみ出る性的な感じがそっくりです。

バレッタのフォーメーション、面白いです。


乃木坂46 「バレッタ」 ver.MD - YouTube

ポイントはガチガチに踊らせるわけでもなく、なのに手を抜かずキチンと踊っていると思えるバランス感の良さ。AKB/SKEのパフォーマンスより全体の画を見せる回数が多いです。ただ全体を引いて見たくなるメンバーポジションの多さにしてはどこを見ればいいのかわからないぼんやりしたところもあります。おそらくサビの部分をポジションチェンジせずに横並びにするからでしょう。この部分がえらくAKBグループっぽさを出すんですよね。ガールズルールも制服のマネキンも、どれもこのサビの部分だけは形は違えどみんなポジション固定なんです。

続いてさくら学院

ブログでは何度も書いている、Perfumeの振り付け担当MIKIKOの手腕が振るわれまくっているこのグループ。メンバー全員小中学生と、ジュニアアイドルでありながら恐ろしくハイレベルなことをさせているのが特徴。

メンバーの年齢層は違えど、さくら学院は清楚・女子校のイメージで乃木坂46とかぶることがあるのですが、ユニゾン中心の乃木坂とは違いソロパートがあるので常に誰かが目立てる振り付けになってます。なんといってもポージングの引き出しが多い。


さくら学院 - My Graduation Toss - YouTube

特に1分26秒からのダンスシーンがすんごいんです。中央で踊る卒業生であり主役のすず香、それを囲む中等部二年の4人組に加えさらに外側でポーズをきめる年少組でできてます。二人をしゃがませ、すず香以外全体の動きをポージングで封じるという、この誰が主役かも分かりやすく伝えるこの演出力の高さ。そして全員ポーズが違うのに違和感が出ない調和のとり方。最後1分55秒の形から2秒であの形になるって誰が想像できたでしょう?

続いてPASSPO☆

アイドル大好きケケ中先生こと竹中夏海による振り付け 大学で舞踏学を専攻してただけでなくチアリーディング経験も活かした複雑かつ素早い切り替えのフォーメーションが特徴


ぱすぽ 夏HANABI (Dance Shot Ver) - YouTube

サビでもじゃんじゃん動かしてしまうこの曲。なのに雑多にならないどころかカッコイイですね。四角・逆三角・円・横2列・横3列・縦3列・斜め2列とガシガシ変形を重ねています。無理のないよう配色されたメンバーカラーにコンセプトがしっかりしている衣装といいモーニング娘。を黙らせそうな勢いです。感想としましては3分31秒のキックで震え上がりました。平均年齢が20を超えていてこれだけ踊れるのは色んなグループにとって脅威でしょうね。あんにゃこと玉井杏奈(紫)が放つ1分09秒と2分08秒の後ろ蹴りも最高。

そしてモーニング娘。’14

フォーメーションダンスの面白さとしてはHelp meが一番好きなんですが、最新シングルWhat is Loveも面白いことしてます。


モーニング娘。'14 『What is LOVE?』(Dance Shot Ver.) - YouTube

まず青衣装の石田あゆみの針の穴に糸を通すがごとく隙間に入り込んでいく冒頭、サビでは気がついたら後方にいる忍者のような素早さ。コレは周りのメンバーの位置も正確でないと出来ない上、ちょっと間違ったら事故になるという言葉にウソがないと信じられるほど人と人の間隔が狭い&テンポが早い。みんな気がついたらどこか違う所にいる。なんて振り付けだ。全員が一定の水準以上でしかもその水準がけして低くないことがわかります。

モーニング娘。とその他のグループのフォーメーションダンスの何が決定的に違うかというとポジションチェンジする間隔の早さと多さ、その変え方の複雑さです。曲の顔とも呼べるサビではポジション固定であるものの、AメロBメロでは縦横無尽に駆け回るのが売り込みポイントなのでしょう。


モーニング娘。 『わがまま 気のまま 愛のジョーク』(Morning Musume。[Selfish,easy ...


モーニング娘。 『愛の軍団』(Morning Musume。["GUNDAN" of the love ...

まとめ

大人数グループだからこそ生まれる「誰がどこにいるかわからない」「みんな似たような顔で雑多な印象」という思いを薄めるには視覚的に変化が目に見えてわかることが大切になってきます。いかに飽きさせず曲を聴かせ、メンバーを見つけてもらうか?という難題に対する有効な手段、それがフォーメーションダンスです。

個人的に、モーニング娘。に関しては小田さくらによる「フォーメーションダンスだけじゃダメ」宣言が出たことに安心しています。今の彼女たちに必要なのは起爆材であって、キーワードで覚えさせるとっかかりではなくなりました。

実際に年齢的な事情に加え、握手会などの接触イベントが無いさくら学院AKB48の公式ライバルという設定が活かされないまま今にいたる乃木坂46、アイドルファン以外の知名度がもう少しほしいPASSPO☆など、当分ライバルは現れないと思っていましたが、気がつけば今わかるだけでもこれだけのアイドルがすぐ後ろにいます。   いや、もう後ろじゃないかもしれません。フォーメーションダンスはモーニング娘。という歴史あるブランドが終わっていないことを証明する名刺代わりなだけで、それだけが新生モーニング娘。の全てではないとはいえまったくのんびりしてられないし、他のアイドルグループもその名刺を奪う勢いで切磋琢磨しているのがもうたまらなくワクワクします。