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ノベツマクナシ

低所得者層にいます

今更Perfume最新アルバム・LEVEL3レビュー

アイドル

いつの間にか新曲Sweet Refrainがオンエアされてましたね。フルオンエアではないですけど、ウッヒョイと言いたくなる曲でした。

ということで、LEVEL3の感想

     1:Open the Sphere

これ、驚いたと同時に「あ、なるほど」と納得。世界展開に先駆けネットをフィールドにしたプロモーションに使われたこの曲。Perfumeの今、そしてPerfumeという偶像は関わる人すべてが作り上げるというプロモーションのテーマソングでありファンを喜ばせる一方、アルバムの方向性もわかりやすく見せてくれます。

     2:Spring of Life(Album-mix)

この曲は置き場所に困ったんじゃないでしょうか。色が強くTVなどを通して何度も何度も聴いたであろう曲は聞き飽きてしまうこともあります。そのためにもリミックスするわけですが、今回はJPN冒頭三曲ほどではなかったかな~という印象。ちなみに真鍋大度氏いわく、PVはディズニー関係者が絶賛(命の誕生と終わりを描いており、侘び寂びを感じる)とのこと。

     3:Magic of Love(Album-mix)

あ~ちゃんが特に言及していたように、原曲とは味付けがかわりドラマチックになりました。か~な~りポップでアマアマな歌詞だったこともありシングル発売当初は「これ絶対聴かなくなるわ」と思っていたものの、いまも聴きます。なんといってもサビの振り付けがカワイイ、フル尺でのパフォーマンスでのキレの良さと緩急ある振り付けが好き。1番Aメロ・のっちのカクカクとした腕のパート(君の心はバータフラーイの所)が大好き。

     4:Clockwork

不思議な曲です。サビがどこにあるのかわからない、逆に言えば全部サビにも聴こえる新生モー娘。のような今っぽさ。衣装替え等のインタールードに使いそうな雰囲気ですが、これは振り付け有りでパフォーマンスしてほしいですね。

     5:1mm

アルバムのリード曲でPVも作られました。インタビュー時に「撮影時全然笑えなかった」とメンバーが告白したように、かなり厳しい歌詞。LEVEL3という意味を匂わせる「全然足りない」という言葉もありますが、常に最高のモノを求められるPerfumeにとっては耳が痛かったでしょうね。自分たちにできることは踊ることだけですから。

    6:未来のミュージアム

重たく暗い曲から一転、多くの人を安堵させました。この曲はPerfumeにとって大きな意味のある曲だと思います。彼女たちが子供や、かつて子供だった大人たちの手をひいて未来を指し示すような雰囲気に癒やされます。個人的にアンパンマンマーチに並ぶ名曲。劇場版ドラえもんでかかった時は彼女たちがひみつ道具博物館の受付嬢として歌っているようで鳥肌が立ちました。

     7:Party Maker

capsuleのアルバムに入ってても違和感がない。アンセムと呼ばれるように曲中の展開が壮大です。ライブ用に作られたアルバムとメンバー自身が伝えているように、この曲を使って何をどうするのかを考えてしまいますね。曲中挟まる手拍子のお陰でうっかり感動、自分が見たことのない世界まで見せてくれそうな曲です。

     8:ふりかえるといるよ

ハロウィンにふさわしいホラーソング、インタビューでは金縛りのことだと笑っていました。個人的にインタビューでの「ふりかえると何がいたのでしょう?」という質問に、かしゆかの「自分」という回答に戦慄が走りました。23:30のように、帰路の途中にかけるとものすご~くいい感じになります。

    9:ポイント

去年の夏に発表されて以来振付けもつかないポイントですが、ドームコンサートではどうなるんでしょうか?実はこの曲苦手です。まだ何かがしっくりこないんですよね。ほとんどユニゾンなせいもあってきゃりーぱみゅぱみゅっぽくて、そこがPerfumeらしくないと思ってしまうのかも。

   10:だいじょばない

振り付け・キャッチーさ共にめまぐるしいこの曲、とにかく派手。コミュニケーションを聴いた時以来久しくなかった「コレ絶対振付も最高」という確信が懐かしい・・・。間奏のポージング+手のひらの動きでの美しさが圧巻です。

   11:Handy Man

渋い。すすんで聴く曲ではないのに、かかったらスキップボタンを押せなくなる不思議な魅力がある曲。ダラける寸前にフックがあって面白い。オリエンタルな雰囲気が好きです。インスト版も良い。

   12:Sleeping Beauty

バタフライの再来と名高い曲。個人的にバタフライもあんまり聞かないなぁ。突き放しすぎというか近寄りがたいというか。アルバム曲という感じですね。

   13:Spending all My Time(album-mix)

SaMTに関してはオリジナルが完成しちゃってます。こちらのほうがダイナミックではあるものの、私は原曲のミニマルな感じが好きなのでね・・・振り付け最難易度を誇る曲です。落ちサビ直前のあ~ちゃんがしゃがみ、のっちかしゆかが手を添える所の力強さが最高。歌詞も「私のすべてを捧げる」「永遠に愛し続ける」からにじみ出る一方通行さが良いですよね。尊敬できるものや自分にとって必要だと信じられるモノに出会うとこの2つの言葉を自分の中で無意識下で繰り返しているんですね。そういう把握しきれない強い思いをうまーく表現してます。報われないけど幸せというようなアンハッピーエンドをいつも想像します。大サビ直前のしゃがむあ~ちゃんが処刑される善人に見えたり見えなかったり。

    14:Dream Land

ヤスタカにしては珍しく抽象的な歌詞です。君は偽りの世界でーと歌うPerfumeが偽りの世界ドリームランド側の人間なのが面白いですよね。現実にかえりなさい・そしてまた会おう、私が手をひくからと励ますPerfumeこそが作られたアイドルであり非現実世界の人で、その彼女たちが終わりのない世界のどこがいいんだと、夢から覚めることをどうして恐れるのだと言うってなんだかSFですね。大サビ直前の生命維持装置が切れ、また動き出したようなところがドラマチック。

 総評

ドームコンサートのために作られたとあって、とてもコンセプチュアルだなーと思いました。正直に言うとちょっと息苦しい。ダンスアルバムとしてブレがないけど、休めないってのはキツイです。4.8.9が耳に馴染まないのが痛い。ここで冒頭に戻るんですがSweet Refrainがシングル発売!というニュースが飛び込んだ時はホッとしました。