ノベツマクナシ

低所得者層にいます

日記65 勉強代・友人ひとり

卓上ライトの電球が切れ、暗闇の中ネットサーフィンをするようになった。テレビドラマに出てくる引きこもりオタクそのものだ。

ちょっと前に書いたさくら学院について書いた記事をみつけた。後で更新しよう。私は相変わらず派遣で小銭稼ぎをしている。たまにハローワークヘ行って応募したりしなかったりを繰り返す。中途半端が一番いけない。それでも働いていて楽しいと思える機会が増えた。それはほとんど頭を使わなくていい仕事だからだ。きぐるみは特に楽しい。どんな人も笑顔を向けてくれる。一見愛想が悪い人も頷きながら立ち去る。あの仕事をしている時は本当に自分がステキな人になったように思えてしかたない。それに休憩時間が多いのもステキだ。

また一人友達ができた。かつてのAのようにインターネット上で話をするだけの友達だ。自分のもとから一人去って、また一人来る。こうして書くとドラマみたいだ。そいつはBとしよう。Bは恐ろしく暇つぶしが上手で、あれやこれやと次々に面白いものを見つけてくる。一体どんな頭をして、どんなものを見て生きているのだろうと思わせる人は今のところ彼くらいだ。友達ができたことは最近あったどんなことよりも嬉しい。

すこしAの話をする。もうずっと前に彼は私に一言だけよこした。それは私の言葉にとても傷ついてもうなんだか何もかもが面倒くさくなったということだった。冗談だともわかっているが、それでも「もういい」となったと書いてあった。今でも恐ろしいのは、冗談を隠れ蓑に自分の言葉に責任を意識しないまましゃべっていることに気づかなかったことだ。それ以来私は友達を一人失ったままでいる。

腕時計を買った。

18歳の大学受験もまだまだ先の頃、私は絶対に腕時計をしない大人になると信じていた。何かの映画雑誌に載っていた「社会に縛られなくなった主人公はまず腕時計を捨てドライブに出た」という文が心に染みつき、腕時計をしないことは自由でかっこいいと思ったからだ。18歳の思う格好良さも、24歳の感じる面倒くささには勝てない。イチイチ携帯を出してどこかのボタンをカチカチ押す自分はさぞやみっともなかっただろう。だが私の中にはまだ18歳の私がひそんでいるようで、今でも高い時計を買うのはシャクにさわると思いこんでいる。不気味な冷たさを持つ金属の腕時計なんてゾッとする。シリコンのバンドで1000円ちょっとの腕時計は今の私にピッタリだ。お情け程度に10気圧防水というスペックも私らしい。定職に付くまではこの腕時計でがんばろう。定職についたら皮のバンドがついた腕時計にしよう。

 

来週はライブへ行く。一人で。恐らく海へも行く。一人で。仕事も見つける。一人で。