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ノベツマクナシ

低所得者層にいます

日記56 親子丼を食べに町に出よう

7SEEDSという漫画がある。7人の男女が季節にちなんだ4つのチームに選別され、コールドスリープの後荒廃した日本に放たれるサバイバル漫画だ。その中で花という主人公が食糧に関する考察でこういうセリフを言う。

「どうして人間は一つのモノを食べるだけで生き延びられないんだろう」

「そうか、食べているモノがひとつだと、それが無くなったら絶滅しちゃうからか」

虫・動物・植物・油と沢山のモノで人は作られていると気づく花は、段々と沢山の生き物に満ち溢れる未来の日本を生き延びることを肯定しだす。取り立てて盛り上げるシーンでもなく、サッと読み通せてしまうのがまたにくい。

食べているモノだけでなく、そこにいる場所も人を作る。閉ざされた一つの場所に居過ぎることがとても危険だとわかる。花たちも一箇所にとどまらない、何かしらの理由を持って住みやすかった場所、安定した場所から立ち退くのだ。たとえそれが多くの危険をはらんでいる土地でも、三食きちんと食べるところから始める。

最近ハローワークに通い始めてから、世の中にはまだまだ場所があるなぁと実感するようになった。駅から家までの距離も電車で揺られている時間もそれぞれ私に考え過ぎないようにさせる。考えればイイものが生まれるわけじゃないのかー・・・と一人思う。