ノベツマクナシ

低所得者層にいます

日記22

11月も中旬になるとさすがに常に寒気を感じるようになってきた。外気温は10度。セーターを出した。クリーム色で驚くほどダサく、あまりのダサさに一度それを着てコンビニへ行き第三者の反応を確かめに出たほどだ。案の定店内にいた誰もが大して反応を示さず、一人つまみとアイスを買って帰ったのを覚えている。だが服自体はとても暖かく、着ているといい気分になる。

感覚の再現というのは侮れない。スポーツ選手がゲン担ぎのために好成績を収めた時の行動や道具を使うのに似ている。良いコンディションの自分を知り、記憶し、必要なときにそれを再現する。

昨日書いたAの気持ちのシンクロもそうだが、気持ちの再現を求めて行動するのは私の中でよく見られる行為だ。美味しかったからたまごサンドを作り、見栄えが他よりよく思えるから似たような格好で外を出歩く。そういった「繰り返しによる感情の再現」は何かを生み出しているのだろうか。ただ手当たり次第に新しいことに挑戦したいわけでなく、何度も同じ行動を取っている理由がただ他の選択肢を吟味するのが面倒臭いからなんじゃないかと思えたのだ。フェイスブックの創始者マーク・ザッカーバーグは毎朝ひとつでも考えることを減らすために同じ組み合わせの服を何着ももっているという。本来なら私は何かを生み出すべく目標を意識して同じ行動パターンを実践すべきなのだろう。こんなこと気付きたくもなかった。