ノベツマクナシ

低所得者層にいます

日記18

風邪がやっと治った。とことん悪くなるわけでもなく、ただ引き始めのような状態がじっとりと続いて参ったが、図書館へ足を運べる程度には回復したので日記再開。

治るまでの間していたことと言えば、カイバというアニメを見たくらいである。カイバ湯浅政明監督のアニメ作品。素晴らしい。豊かなキャラクター造形、動きを重視し装飾を廃した描写、声優たちの演技どれも私の好みにぴったりだ。自分の中である程度整頓できていないのでこのアニメに関する感想はまだ書けないが、いずれ書く。

今日は図書館へ行った。

本の雑誌ダ・ヴィンチのマーケティング臭がプンプンする特集を読み、長嶋有が新作を出版したことを知る。サイドカーに犬、タンノイのエジンバラが好きだ。どちらもセンター試験の現代文に取り上げられそうな作品だ。その後暮しの手帖を読み漁った。一冊900円もするこの雑誌、ネガティブな要素は一切無く、掃除や手入れが行き届いた生活、おいしい料理、手作りの雑貨や小物、生きる上でのワンポイントアドバイスがみっちりと載っている。しかし読むすすめるごとに毎月あれほどの教訓や助言を与えられてどうなりたいのだろうという思いが膨らんでいくのだ。読者は何のためにこれを読むのだろう?

あれだけ面白かったカート・ボネガットの国のない男も一気に説教臭く感じるようになった。一体私の中で何が起きているのか、頭に入ってくるもののほとんどに対しまず否定から始めるようになってしまった。とんでもなく嫌なヤツだ。

まぁいい、今日もたまごサンドだけは幸せにしてくれた。