ノベツマクナシ

低所得者層にいます

現状について:カミングアウト後、家族はどうなったか

私は同性愛者である。

9月の中旬に母親にカミングアウトしたのをきっかけに、いまや家族全員が私がゲイだということを知っている。そして今私は求職中で、履歴書を送る時や図書館に行く時を除いてほとんど外にでない。

家族全員私にどう接していいのか掴めていないようで、お互い居心地の悪さを感じている。私は私でどうすればよいのかわからず、ただ事務的な返事をし食事を除いてなるべく一階のリビングに居ないようにしている。

家族それぞれの事は別の機会に書く。

 

大学に5年半在籍していたが、カミングアウトしたのち中退した。卒業論文の単位はもらえたが、必須項目をわざと落としたのだ。なるべく社会にでる日を遅らせようとしたが、親の金でそんな事が許されるわけもなく辞めたのだ。

母親は言った。

「同性愛者でも、きちんと大学を卒業している人だっているし、身一つでやっていけるだけの資格や技術を持っている人もいる。お前は同性愛者だという事に甘え、やるべきことをしなかっただけだ」

全くそのとおりである。今でも恥ずかしい気持ちになる。

母親は言った。

「お前は鬱病だ。病気だからだらけてしまったのだ、病院へ行って薬を飲む方がいい」

そうなのかもしれない。

だが意味は同じであれ、すべき事をせずになぜ私が同性愛者だと告白したのかも大事なのだ。それは追い詰められていたからだ。嘘をつかなければいけない・本当の友達さえ出来ないまま老いていく事実に疲れ、自殺する勇気もないままただ疲れていたのだ。がんばろうにも、ゴールの無い、落とし所のない生き方しか頭に浮かばなかった。

そうはいっても第三者からはただ怠け休んでいるようにしか見えない、しかも事実だ。

だが、「自分」を休むのは不可能なのだ。疲れたから休む為にカミングアウトをしたが、結局「自分」から逃れられず、ただ家族を混乱させている。20数年間培ってきた私という人間が塗り替えられ、自分自身これでよかったのかわからないままでいる。

 

これが現状だ。